OCC News Vol.40(2025.2.14)
2025/02/14 (Fri) 11:00
メールマガジン〔OCC News〕 2025.2.14発行 Vol.40
「熱機械分析装置(TMA)」の紹介
平素より格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
今回は、熱機械分析装置(TMA)の紹介です。
熱機械分析装置(Thermo Mechanical Analyzer:TMA)は、試料温度をプログラムに従って変化させ,その過程で試料に一定の圧力を加えながら試料寸法の変化を測定する装置です。測定としては、熱膨張測定の他に、ガラス転移温度、軟化温度などの熱物性値が測定できます。また、
試料形状によって圧縮・針入・引張・曲げなどの試料ホルダーを選択して様々な測定をすることも可能です。
当財団では、主としてセラミックス等の熱膨張測定を行っています。温度を一定のプログラムによって変化または保持させながら、任意の荷重の下で材料の寸法変化を測定する方法です。
具体的には、試料に対して荷重を加えた状態で加熱した場合に、温度に対して試料長さがどのように変化するのかを測定していますが、試料への荷重の加え方には一定荷重や周期荷重などの方法があります。また、測長方式としては、示差膨張方式と全膨張方式がありますが、今回更新した装置は示差膨張方式で、長さ変化検出に用いる検出棒などの膨張を相殺することで、サンプルとリファレンスの変位差を精度良く検出し、サンプルの膨張を高精度で測定できる構造となっています。
本装置はファインセラミックスのような緻密な材料の熱膨張を測定する場合に主に使用します。サンプルサイズは5ミリ×5ミリ×15ミリ程度と小さいですが、高精度に1500℃の高温域までの熱膨張測定が可能なことが特徴です。なお、当財団では、れんが等の耐火物を測定する場合はレーザー光を用いた光学式の熱膨張測定装置を保有しており、その場合のサンプルサイズは20ミリ×20ミリ×85ミリと比較的大きなものが測定可能です。
今回は、2024年11月に新たに設置TMA装置について紹介します。
(石野 竜也)
▼熱機械分析装置(TMA)の詳細な紹介▼
詳細をお知りになりたい方は、以下をクリックしてください
https://occ.optic.or.jp/magazine/magazine_detail/index/39.html
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◎測定・分析、施設・機器利用、依頼研究のご相談、お見積などのご要望がありましたら、
以下のリンクからお問い合わせください。
▼測定・分析、施設・機器利用、依頼研究のお問い合わせは以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contact/contact_register.html
◎賛助会員への入会にご興味のある方
▼賛助会員のメリット、入会方法の情報は、以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contents/display/foundation/member.html
以上、OCCからのお知らせでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
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このメールは、弊社とお名刺を交換していただいた方、セミナー、講習で
アンケートにお答えいただいた方、以前に測定・分析、受託研究などを
ご依頼された方、弊社ホームページに問合せを頂いた方にお送りしています。
今後配信を希望されない方は、こちらを クリックしてください。
配信停止させて頂きます。
https://v.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=ocrf140618&task=cancel
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発行 一般財団法人 岡山セラミックス技術振興財団
〒705-0021 岡山県備前市西片上1406-18
連絡先:電話0869-64-0505 メールは以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contact/contact_register.html
当財団は、適確な情報を素早くお知らせするため、メールマガジンをはじめました。
今後も定期発行していきますので、よろしくお願いします。
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「熱機械分析装置(TMA)」の紹介
平素より格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
今回は、熱機械分析装置(TMA)の紹介です。
熱機械分析装置(Thermo Mechanical Analyzer:TMA)は、試料温度をプログラムに従って変化させ,その過程で試料に一定の圧力を加えながら試料寸法の変化を測定する装置です。測定としては、熱膨張測定の他に、ガラス転移温度、軟化温度などの熱物性値が測定できます。また、
試料形状によって圧縮・針入・引張・曲げなどの試料ホルダーを選択して様々な測定をすることも可能です。
当財団では、主としてセラミックス等の熱膨張測定を行っています。温度を一定のプログラムによって変化または保持させながら、任意の荷重の下で材料の寸法変化を測定する方法です。
具体的には、試料に対して荷重を加えた状態で加熱した場合に、温度に対して試料長さがどのように変化するのかを測定していますが、試料への荷重の加え方には一定荷重や周期荷重などの方法があります。また、測長方式としては、示差膨張方式と全膨張方式がありますが、今回更新した装置は示差膨張方式で、長さ変化検出に用いる検出棒などの膨張を相殺することで、サンプルとリファレンスの変位差を精度良く検出し、サンプルの膨張を高精度で測定できる構造となっています。
本装置はファインセラミックスのような緻密な材料の熱膨張を測定する場合に主に使用します。サンプルサイズは5ミリ×5ミリ×15ミリ程度と小さいですが、高精度に1500℃の高温域までの熱膨張測定が可能なことが特徴です。なお、当財団では、れんが等の耐火物を測定する場合はレーザー光を用いた光学式の熱膨張測定装置を保有しており、その場合のサンプルサイズは20ミリ×20ミリ×85ミリと比較的大きなものが測定可能です。
今回は、2024年11月に新たに設置TMA装置について紹介します。
(石野 竜也)
▼熱機械分析装置(TMA)の詳細な紹介▼
詳細をお知りになりたい方は、以下をクリックしてください
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以上、OCCからのお知らせでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
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アンケートにお答えいただいた方、以前に測定・分析、受託研究などを
ご依頼された方、弊社ホームページに問合せを頂いた方にお送りしています。
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今後も定期発行していきますので、よろしくお願いします。
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