OCC News Vol.33(2024.7.1)
2024/07/01 (Mon) 11:00
メールマガジン〔OCC News〕 2024.7.1発行 Vol.33
「熱重量示差熱分析装置の紹介」
関係各位
平素より格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
さて、今回は、熱重量示差熱分析装置についてご紹介します。
有機物、無機物および金属は、ある一定の熱を受けると分解、酸化および炭化といった様々な反応が起こります。時として、材料の使用可能温度は、これらの反応開始温度と一致し、この温度を詳細に検討する必要があります。この検討の際によく用いられる装置が熱重量示差熱分析装置となります。
熱重量示差熱装置は、温度に対する重量変化の割合(TG:thermogravimetry)と温度に対する熱量の変化(DTA:Differential Thermal Analysis)を測定することから一般的にTG-DTAと呼ばれております。熱量の変化のみを詳細に測定するDSC(Differential scanning Calorimetry)と呼ばれる装置もあり、これはDTAでは測定が困難である相転移温度まで検討できる装置となっております。近年では、DTAの代わりに、DSCを備えた装置が増え、TG-DSCと呼ばれることも多くなっております。
TG-DTAは、例えば重量が増加するとともに熱量が発熱を示す場合は、酸化反応といったように、重量の増減の様子と熱量の吸発熱の様子から反応過程を推測することができます。そのほかに、重量の変化挙動(得られる曲線)から反応速度や反応の律速段階を推定することも可能です。この様に、温度変化に伴う重量の変化と熱量の変化を測定しているだけの装置でありますが、この測定結果には重要な情報が多く存在し、使いこなすことで材料の性質を深く理解することが可能となります。そのためには、得られた結果の見方と定期的な校正が必要不可欠であることから、ここでは、それらについて紹介します。
各位の一層のご支援を賜りたいと思います。
熱重量示差熱分析装置の紹介▼
詳細をお知りになりたい方は、以下をクリックしてください。
http://occ.optic.or.jp/magazine/magazine_detail/index/32.html
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◎セミナー案内
【耐火物中級セミナー】
▼2024年 相平衡状態図セミナー▼ 開催
耐火物技術者にとって状態図を習得し、技術開発に利用することは必要不可欠であることから、専門家を招聘し基礎から応用までを学ぶセミナーを1日目に開催する。2日目は「FactSage」の操作方法及び状態図とFactSageの活用方法を実践的に学ぶセミナーを開催します。
多くの方々の参加が頂けるように会場を岡山市内として、講師と聴講者との懇親を図るため、初日に交流会を企画しました。
【開催日時】2024年8月8日(木)・9日(金)
【場所】ピュアリティまきび(岡山市北区下石井2-6-41)
https://occ.optic.or.jp/event/event_detail/index/149.html
◎測定・分析、施設・機器利用、依頼研究のご相談、お見積などのご要望がありましたら、
以下のリンクからお問い合わせください。
▼測定・分析、施設・機器利用、依頼研究のお問い合わせは以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contact/contact_register.html
◎賛助会員への入会にご興味のある方
▼賛助会員のメリット、入会方法の情報は、以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contents/display/foundation/member.html
以上、OCCからのお知らせでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
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このメールは、弊社とお名刺を交換していただいた方、セミナー、講習で
アンケートにお答えいただいた方、以前に測定・分析、受託研究などを
ご依頼された方、弊社ホームページに問合せを頂いた方にお送りしています。
今後配信を希望されない方は、こちらを クリックしてください。
配信停止させて頂きます。
https://v.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=ocrf140618&task=cancel
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発行 一般財団法人 岡山セラミックス技術振興財団
〒705-0021 岡山県備前市西片上1406-18
連絡先:電話0869-64-0505 メールは以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contact/contact_register.html
当財団は、適確な情報を素早くお知らせするため、メールマガジンをはじめました。
今後も定期発行していきますので、よろしくお願いします。
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「熱重量示差熱分析装置の紹介」
関係各位
平素より格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
さて、今回は、熱重量示差熱分析装置についてご紹介します。
有機物、無機物および金属は、ある一定の熱を受けると分解、酸化および炭化といった様々な反応が起こります。時として、材料の使用可能温度は、これらの反応開始温度と一致し、この温度を詳細に検討する必要があります。この検討の際によく用いられる装置が熱重量示差熱分析装置となります。
熱重量示差熱装置は、温度に対する重量変化の割合(TG:thermogravimetry)と温度に対する熱量の変化(DTA:Differential Thermal Analysis)を測定することから一般的にTG-DTAと呼ばれております。熱量の変化のみを詳細に測定するDSC(Differential scanning Calorimetry)と呼ばれる装置もあり、これはDTAでは測定が困難である相転移温度まで検討できる装置となっております。近年では、DTAの代わりに、DSCを備えた装置が増え、TG-DSCと呼ばれることも多くなっております。
TG-DTAは、例えば重量が増加するとともに熱量が発熱を示す場合は、酸化反応といったように、重量の増減の様子と熱量の吸発熱の様子から反応過程を推測することができます。そのほかに、重量の変化挙動(得られる曲線)から反応速度や反応の律速段階を推定することも可能です。この様に、温度変化に伴う重量の変化と熱量の変化を測定しているだけの装置でありますが、この測定結果には重要な情報が多く存在し、使いこなすことで材料の性質を深く理解することが可能となります。そのためには、得られた結果の見方と定期的な校正が必要不可欠であることから、ここでは、それらについて紹介します。
各位の一層のご支援を賜りたいと思います。
熱重量示差熱分析装置の紹介▼
詳細をお知りになりたい方は、以下をクリックしてください。
http://occ.optic.or.jp/magazine/magazine_detail/index/32.html
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◎セミナー案内
【耐火物中級セミナー】
▼2024年 相平衡状態図セミナー▼ 開催
耐火物技術者にとって状態図を習得し、技術開発に利用することは必要不可欠であることから、専門家を招聘し基礎から応用までを学ぶセミナーを1日目に開催する。2日目は「FactSage」の操作方法及び状態図とFactSageの活用方法を実践的に学ぶセミナーを開催します。
多くの方々の参加が頂けるように会場を岡山市内として、講師と聴講者との懇親を図るため、初日に交流会を企画しました。
【開催日時】2024年8月8日(木)・9日(金)
【場所】ピュアリティまきび(岡山市北区下石井2-6-41)
https://occ.optic.or.jp/event/event_detail/index/149.html
◎測定・分析、施設・機器利用、依頼研究のご相談、お見積などのご要望がありましたら、
以下のリンクからお問い合わせください。
▼測定・分析、施設・機器利用、依頼研究のお問い合わせは以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contact/contact_register.html
◎賛助会員への入会にご興味のある方
▼賛助会員のメリット、入会方法の情報は、以下をクリック▼
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以上、OCCからのお知らせでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
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アンケートにお答えいただいた方、以前に測定・分析、受託研究などを
ご依頼された方、弊社ホームページに問合せを頂いた方にお送りしています。
今後配信を希望されない方は、こちらを クリックしてください。
配信停止させて頂きます。
https://v.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=ocrf140618&task=cancel
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発行 一般財団法人 岡山セラミックス技術振興財団
〒705-0021 岡山県備前市西片上1406-18
連絡先:電話0869-64-0505 メールは以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contact/contact_register.html
当財団は、適確な情報を素早くお知らせするため、メールマガジンをはじめました。
今後も定期発行していきますので、よろしくお願いします。
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