大分県事業承継・引継ぎ支援センター メールマガジン
 
■好評配信中!■おおいた事業承継・引継ぎニュースVol.15《定期便:2022年3月15日号》

このメールは、本メールマガジンにご登録いただいている方の他、大分県事業承継ネットワーク構成機関において事業承継支援に携わっておられる職員の方など、当センターに関わりのある皆さまにお送りしております。
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こんにちは。大分県事業承継・引継ぎ支援センターメールマガジン「おおいた事業承継・引継ぎニュース」編集長の”承 継子”です。
 このメールマガジンは、当センターの支援内容や事業承継に関わる様々な情報を、定期便(毎月2回発行)及び臨時便(不定期)にてお届けしています。
 創刊号からのバックナンバーも公開していますので、途中から購読された方、見逃してしまった方など、こちらからご覧いただけます。

≪ 今号の目次 ≫
・センター長便り:今年度を振り返って
・トピック:第2回アトツギ甲子園・大分県からは沓掛陽洸さんが出場!
・お知らせ:「大分県事業承継新聞(第16号)」本日発行!
・無料相談会について
この数字はナニ?:「3」
≫≫≫答えは本文中にて
・今月のオススメサイト:アトツギ甲子園 公式ホームページ
・編集後記

■センター長便り:今年度を振り返って
 令和3年度の事業報告をいたします。センター長の上尾です。
 令和3年度は、産業競争力強化法の改正により従来から第三者承継を支援している「大分県事業引継ぎ支援センター」と、平成30年から国の支援により始まった親族内承継支援を中心とした「大分県事業承継ネットワーク事務局」が統合され、4月からスタートを切りました。主な事業は、(1)第三者への承継支援、(2)親族内承継支援、(3)後継者人材バンク、(4)経営者保証の解除です。この1年間の総括として、事業承継課題解決に向けてどのような活動を行ってきたかご報告します。

1.各種相談会
 前号、前々号でもご紹介しましたが、弁護士・税理士とセンタースタッフが同席して個別にご相談に応じる相談会を、県内13か所で延べ20日間に渡って実施しました。110社のご相談を受け、解決に向けての第一歩を踏み出すことができたようです。また地域担当の当センターのエリアコーディネーター相談会を、県内商工会・商工会議所で64回開催してご相談に対応しました。

2.研修事業
 県内の全商工会・商工会議所の経営指導員向けの個別事業説明会、当センター登録の専門家への支援のための研修会、事業承継支援人材育成研修会、M&Aの支援をするためのマッチングイベント、市町村の事業承継担当者向けの研修会等、各種研修事業を実施しました。

3.通常支援業務
 事業承継診断や金融機関からの紹介、直接の依頼により、当センターの職員が直接事業所を訪問し、その後の事業承継に向けて支援してきました。400件以上のご相談に応じることができました。

 令和4年度も、今年度以上に事業者の皆様に寄り添いながら支援していきます。引き続きよろしくお願いします。

■ トピック:第2回アトツギ甲子園・大分県からは沓掛陽洸さんが出場!
 3月12日(土)、中小企業庁が主催する全国の中小企業のアトツギ(後継者候補)が新規事業プランを競うピッチイベント「第2回アトツギ甲子園」のファイナル(最終審査発表会)が開催されました。
 全国138名のエントリー者の中から選ばれたファイナリスト15名が、家業の経営資源を活かした新事業アイデアを競い合う「プレゼンバトル」です。

 大分県からは、10名が一次審査を通過、その中から沓掛陽洸さん(株式会社パナポートクツカケ、豊後大野市)が、全国15名のファイナリストに選ばれ、3時間のピッチバトルに挑戦しました。

■ お知らせ:「大分県事業承継新聞(第16号)」本日発行!

 
 当センターの活動状況や、事業承継に関する身近な話題を満載した承継新聞「大分県事業承継新聞(第16号)」(B4サイズ両面 紙版、及び電子版)を本日発行しました。
 今号の内容は、自治体(市町村)の事業承継支援担当者向け研修会や、第三者承継支援に関するマッチングイベント事業(県内3ヶ所で実施)の報告、事業承継補助金の情報や、事業承継Q&A、オススメ本など、事業承継に役立つ情報を掲載しています。
 紙媒体はお近くの商工団体などの連携支援機関で配布しています。また、当センターホームページから電子版(PDFファイル)でご覧いただくことも可能です。


■ 無料相談会について
 大分県事業承継・引継ぎ支援センターでは、県内各地で、専門家(弁護士・税理士・中小企業診断士)相談会、及びエリアコーディネーター(当センター所属の相談員)による出張相談会を開催しています。いずれも「無料」「事前予約制」です。 
 今年度分の無料相談会は全て終了しましたが、来年度も各地で開催を予定していますので、日程等が決まり次第、追ってこのメールマガジンでお知らせします。
 また、相談自体は随時受け付けています。お電話、メール等でいつでもお気軽にお問い合わせください。お待ちしています。

■この数字はナニ?:「 3 」
 明確な答えではありませんが、日本人が好きな数字、良く使う数字が「3」なのだそうです。
 日本三景、日本(世界)三大〇〇、諺なら石の上にも3年、早起きは3文の徳、3度目の正直といったように、日本人は「3」という数字を良く好んで使う傾向にあるようです。(3以外にもNo.1やラッキー7という好まれる数字もありますが今回は置いておきます。)

 事業承継において「後継者がいる場合、何年後に事業を譲るか?」というアンケートなどで、「事業主が〇歳になるまで」という回答も多いのですが、平均して3~5年先を目途に承継を考えている事業主が多く見られます。家族や関係者への相談、各種手続き、取引先等への報告、及び税務財務面や目に見えない経営資産(経営理念や技術、ノウハウやネットワークなど)を引き継ぐことを考えると、3年以上掛けて承継する方が良いと思われます。
 切りの良い年に事業承継を行いたいという気持ちもあるでしょうが、後継者や事業所・会社のことを考えると、3年以上の時間を掛けて承継することをお薦めします。

■ 今月のオススメサイト:アトツギ甲子園 公式ホームページ
 トピックスで紹介した「アトツギ甲子園」の公式ホームページです。
 今年のアトツギ甲子園のエントリー者一覧の他、関連するトークイベントなどの記事をご覧いただけます。
 「次は自分だ!」とお考えのアトツギの皆さま、まずは、こちらで“予習”しておくのはいかがでしょうか?


【編集後記】
 お知らせでご紹介した「事業承継新聞」。年4回発行していますが、なんと一人の手で作られています。制作者は、今回第16号に写真入りで登場している「A」センター長!
 時折スタッフに原稿依頼はありますが、各種事業報告物を参考にほぼ全ての原稿をコツコツと書き溜め、紙面の構成やタイトルを熟考して制作しているのです。(それも通常支援業務の合間に!)
 情報盛りだくさんの紙面からは、後継者不在で困っている事業主さんを手助けしたいという「事業承継愛」が溢れていると言っても過言ではありません。私達スタッフは、完成直前にゲラ刷り原稿の校正をすることでしか役立っていませんが、いつもその出来栄えに頭が下がり、直近3ケ月間の支援事業内容を振り返りながらチェックしています。
 各支援機関へ毎号送らせていただいていますが、関係各所や個人事業主の方など多くの皆様の目に触れる機会を増やし事業承継のきっかけにしていただけるよう、当メルマガ同様「事業承継新聞」を今後ともご愛読ください。

 最後までお読みいただきありがとうございました。今後の参考とさせいただくため、ぜひ末尾の読者アンケートにてご意見・ご要望をお寄せ下さい。 


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発 行:大分県商工会連合会|大分県事業承継・引継ぎ支援センター
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電 話:097-585-5010 [受付時間] 平日 9:00-17:00
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