大分県事業承継・引継ぎ支援センター メールマガジン
 
■新しい体制、新しいつながりへ■おおいた事業承継・引継ぎニュース Vol.72《定期便:2026年7月1日号》
このメールは、本メールマガジンにご登録いただいている方の他、大分県事業承継ネットワーク構成機関において事業承継支援に携わっておられる職員や士業の方など、当センターに関わりのある皆さまにお送りしております。
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こんにちは。大分県事業承継・引継ぎ支援センター メールマガジン「おおいた事業承継・引継ぎニュース」編集長の”承継太郎”(しょうけいたろう)です。

7月といえば七夕。願いごとを短冊に託す季節ですが、事業承継においては「こうありたい」という想いを、言葉にしてみること自体が大きな一歩になります。――願いは、書いてみると少しだけ現実に近づくのかもしれません。

今月号も、皆さまの想いや構想を形にするヒントとなる情報をお届けします。ぜひ最後までご覧ください。

≪ 今号の目次 ≫
■センター便り:統括責任者交代のお知らせ
■トピック1:「大分県事業承継エリア・ネットワーク連絡会議」を開催しました
■トピック2:「おおいた金融機関事業承継サポート会議」を開催しました
■お知らせ1:受講生募集】おおいた後継者塾2026を開催します!
■お知らせ2:無料相談会のご案内
■編集後記

■センター便り:統括責任者交代のお知らせ
当センターで長年勤務頂いた山村文彦統括責任者が6月末をもって退職され、後任として、高橋正幸が新統括責任者として7月1日に着任しました。

山村文彦は、令和3年7月より、センターの統括責任者として大分県内の事業承継支援に全力を注いでいただきました。この間、相談件数2,446件、成約件数377件、(第三者186件、親族内191件)と当センターにおける事業承継相談対応および成約件数の増加に大きな功績を残していただきました。本当にお疲れさまでした。

山村文彦の意思を引継ぎ、当センターは高橋正幸新統括責任者のもと、新たな視点で更なる事業承継の推進に取り組んでいきます。

【 山村 文彦 前統括責任者からのご挨拶 】
大分県事業承継・引継ぎ支援センター統括責任者として、令和3年7月の着任以来、令和8年6月末をもちまして5年間の任期を終えることとなりました。在任中は、関係機関の皆様をはじめ、金融機関、士業の皆様、自治体の皆様、そして多くの事業者の皆さまに多大なるご支援とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

大分県における事業承継支援は、関係機関が一体となったネットワークのもと、「オール大分」での取組として着実に前進してまいりました。地域の未来を担う事業の円滑な承継に向け、多くの現場に携わることができたことは、私にとりまして大きな財産でございます。

事業承継は一企業の課題にとどまらず、地域経済と雇用を守る重要な取組であり、今後もますますその重要性は高まるものと確信しております。引き続き、本センターに対し、変わらぬご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

最後に、皆さまの今後ますますのご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げ、退任のご挨拶とさせていただきます。

【 高橋 正幸 新統括責任者からのご挨拶 】
このたび7月1日付で、大分県事業承継・引継ぎ支援センターの統括責任者として着任しました高橋正幸(たかはし まさゆき)と申します。金融機関に32年間、関連会社に8年間通算40年間金融関係の会社に勤務してきました。金融機関では、業種や規模もさまざまな企業の経営や支援に深く関わって来ました。
近年、中小企業の休業・廃業等が高い水準となっており、また経営者の高齢化も加速してきています。事業承継を進めることは、大分県の経済にとって重要な課題として捉えており、中小企業の休業・廃業等により雇用や技術が失なわれることのないよう、その活用、維持に貢献していきます。

皆さまのお役に立てるよう精一杯努めてまいります。お気軽にご相談ください。これからどうぞよろしくお願いします。


■トピック1:「大分県事業承継エリア・ネットワーク連絡会議」を開催しました
事業承継に関する情報共有を行うとともに、自治体、商工会、商工会議所、金融機関等との連携を深め、地域内での事業承継支援体制の構築を目的とした「令和8年度第1回 大分県事業承継エリア・ネットワーク連絡会議」を、6月に県内6ヶ所(大分・別府・日田・佐伯・竹田・宇佐)にて開催いたしました。本会議は、5月19日に開催された「大分県事業承継ネットワーク連絡会議」で共有された内容を、県内各地の支援機関の皆さまと広く共有し、地域の事業承継支援をさらに進めていくものです。

会議の冒頭では、当センター統括責任者及び承継コーディネーターより、日頃からのご協力への感謝とともに、国の事業承継・引継ぎ支援事業の基本方針を踏まえた令和8年度の取組や事業目標についての説明、あわせて、大分県の事業承継支援方針についても共有し、事業承継支援をより一層前進させるためには、関係機関同士がこれまで以上に連携し、地域全体で支えていくことが重要であるとの呼びかけを行いました。

また、中小機構九州本部より、「後継者不在企業へのアプローチ」をテーマにした講義が行われ、後継者不在という課題に対して、支援機関としてどのように早い段階で気づき、相談や支援につなげていくかという視点から、実務に役立つ内容が共有されました。

各会場では、参加された支援機関の代表による事業承継の支援事例発表も行われました。実際の事例を通して、承継に向けた課題や具体的な支援内容、支援を進める中で苦労した点や工夫した点、承継後の状況などが紹介され、参加者にとって大変参考になる内容となりました。たとえば、親族内承継における建設業許可の手続きや、第三者承継に向けた関係機関との連携など、地域の現場ならではの具体的な取組が発表されました。

意見交換会では、事業承継診断で工夫していること、支援を進めるうえで困っていること、各団体での取組状況などについて、活発な意見交換が行われました。こうした率直な情報交換を通じて、地域ごとの課題や工夫を共有できたことは、今後の支援体制をより実効性のあるものにしていくうえで、大変有意義な会議となりました。


■トピック2:「おおいた金融機関事業承継サポート会議」を開催しました
去る6月3日(水)、大分県中小企業会館において、財務省九州財務局大分財務事務所との共催により、「令和8年度第1回 おおいた金融機関事業承継サポート会議」を開催しました。当日は当センターを含む12機関29名が参加し、県内金融機関をはじめとする関係機関の皆さまと、事業承継支援に関する情報共有や意見交換を行いました。

本会議は、大分財務事務所と大分県事業承継・引継ぎ支援センターが連携し、県内金融機関の皆さまとのつながりをさらに深めながら、地域における事業承継支援をより効果的に進めていくことを目的として開催したものです。開会にあたっては、大分財務事務所所長による挨拶と情報提供が行われ、その後、参加者の紹介がありました。

会議では、まず当センターから、今年度の取組や、金融機関・自治体との連携による地域の自走化について説明しました。続いて、九州経済産業局からは、アトツギ支援事業の背景や、当局における支援の内容、今年度の取組について紹介がありました。国や関係機関の施策や方向性を共有する機会となり、事業承継支援を進めるうえでの視点を改めて確認する場となりました。

また、各金融機関からは「本支店間の連携」をテーマに、大分銀行、豊和銀行、大分信用金庫、大分みらい信用金庫、日田信用金庫、大分県信用組合の順に発表が行われました。加えて、日本政策金融公庫からは小規模事業者のM&A支援について、大分県信用保証協会からは、アンケート調査に基づく相談対応や経営安定化支援等について報告がありました。さまざまな立場からの情報提供を通じて、地域の事業承継支援を支える幅広い取組が共有されました。

特に印象的だったのは、各機関がそれぞれの現場で見えている課題や工夫を共有し合うことで、「どこか一つが担う支援」ではなく、「地域全体で支える支援」のかたちがより具体的に見えてきた点です。金融機関が日々の相談の中で拾い上げる気づき、支援機関が持つ専門的なノウハウ、行政や関係団体による施策や後押しがつながることで、事業者にとってより相談しやすく、動き出しやすい環境づくりにつながっていくことが期待されます。質疑応答や意見交換の場においても、今後の連携のあり方を前向きに探るやり取りが交わされました。

今回の会議を通じて、地域の事業承継支援を進めるためには、継続的な情報共有と顔の見える関係づくりが重要であることを、改めて確認する機会になったものと考えています。当センターでは、今後も関係機関の皆さまと連携しながら、地域における円滑な事業承継支援の推進に努めてまいります。


■お知らせ1:【受講生募集】おおいた後継者塾2026を開催します!

当センターでは、将来的に事業を引継ぐご予定がある皆さまを対象とした2日間にわたる集中講座「おおいた後継者塾2026」を開催します。

事業承継の現状を知り、事業を引継いだ後に必要となる経営者としての知識、スキルを習得するための絶好の機会です。皆さまのエントリーを心よりお待ちしています。

●こんな方にオススメ
・事業を継ぐ可能性のある後継者(候補)の方
・経営に関する知識やノウハウを体系的に学びたい方
・同じ立場の仲間と交流し、情報交換をしたい方

1.開催概要
【日 時】 2026年8月19日(水)、8月26日(水) 9:30~16:30
      ※いずれか1日のみの受講も可能です。
【会 場】 J:COMホルトホール大分 2F セミナールーム
【対象者】 (1)県内中小企業・個人事業の後継者(候補)の方 (親族または役員・従業員) 
       (2)当センターの「大分県後継者人材バンク」に登録されている方
【定 員】 20名 (先着順) 
【受講料】 無料
【申込締切】 2026年8月7日(金)

2.主なプログラム内容
各分野の専門家を講師に迎え、実践的なカリキュラムをご用意しています。
・DAY1 <8月19日(水)> 9:30~16:30
事業承継の現状や計画策定の進め方を学び、先輩後継者の体験談を聴講します。

・DAY2 <8月26日(水)> 9:30~16:30
人事、労務、財務、法務、DXなど、経営者として必須の基礎知識を学びます。

プログラムの詳細、お申込みについては以下のリンクよりご確認ください。
ご不明な点がありましたら、当センターまでお気軽にお問い合わせください。
事業を引継ぎ、未来を担う皆さまのご参加を、センター一同心よりお待ちしております。

■お知らせ2:無料相談会のご案内
事業承継に関するお困りごとがありましたら、当センターの無料相談会をぜひご活用ください。随時受け付けております。

1. 自治体無料相談会(オンライン申込スタート)
現在各市町村で開催中の事業承継出張相談会が、より利用しやすくなりました。これまでの電話でのお申込みに加え、オンラインでもお申込みいただけます。身近な会場で、専門家に気軽に相談できるこの機会を、ぜひご活用ください。

この出張相談会は、お近くの市役所・町役場などの個室で相談できるのが大きな特長です。周囲を気にせず、落ち着いて相談できることに加え、大分県事業承継・引継ぎ支援センターの専門家が、中立・公正な立場で対応します。

各市町村での開催スケジュール、オンライン申込は以下のリンクよりご確認ください。
2.税務・法律相談会
税金(相続税、贈与税、株価対策など)や法律(会社法、契約など)に関する具体的な課題や心配事がある方向けの相談会です。税理士や弁護士といった専門家に、直接、具体的に相談できる絶好のチャンスです!毎月定期的に開催していますので、専門的な疑問をスッキリ解決しましょう。
3.センター常設相談
当センター(大分市金池町)にて専門知識を持つ職員が、ご相談者さまのペースに合わせてじっくりお話を伺います。事業承継の基本的な情報提供から、課題の整理、今後の進め方まで、一緒に考えましょう。「まだ考えがまとまっていなくても大丈夫?」もちろんです!まずはお気軽にお越しください。
事業承継は、「まだ先のこと」と思いながらも、いざ考え始めると、後継者のこと、承継の進め方、親族内承継や第三者承継(M&A)など、気になることが次々に出てくるものです。
「何から相談してよいか分からない」という段階でも問題ありません。大切な会社やお店、従業員の雇用、そして地域に受け継がれてきた事業を次の世代へつないでいくために、まずは相談の一歩を踏み出してみませんか。より申し込みやすくなったこの機会に、ぜひお近くの事業承継出張相談会をご活用ください。

■編集後記
今月号も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

今回編集しながら感じたのは、事業承継支援は制度の紹介だけでなく、「人と人とのつながり」を丁寧につくっていくことが大切だということです。今後も当センターは新たな体制のもとで、地域のネットワークや金融機関との連携、後継者育成の取組が少しずつ重なり、支援の厚みが増していけるよう取り組んでいきます。

自治体無料相談会のオンライン申込も始まりましたので、必要なときに必要な場へつながるきっかけにしていただければ幸いです。

それではまた次号(8月3日配信予定)をお楽しみに!(承継太郎)

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発 行:大分県商工会連合会|大分県事業承継・引継ぎ支援センター
所在地:大分市金池町3-1-64 大分県中小企業会館5F
電 話:097-585-5010 [受付時間] 平日 9:00-17:00
ホームページ :  https://www.oita-hikitsugi.go.jp

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