GK Design Group Newsletter   June 2023

皆様こんにちは、GKデザイングループです。6月は「#環境月間」、世界中の環境課題や状況に目を向け、いつもより関心を寄せてみませんか。今月もGKデザイングループの取り組みや話題をお届けします。
NEWS

地球環境の探求・発見を、より多くの方に
日本科学未来館 Geo-Scope

日本科学未来館には、2011年から常設展示として親しまれているGeo-Scope(ジオ・スコープ)があります。世界中の科学者から集めた観測データを思いのままに探り、生物の生態の季節変化、気候変動、地震や火山活動、地球環境の未来予測などに触れることができます。その情報は、地図やグラフに可視化され、来館者が自然に理解を深められる展示です。GKテックは構想から関わり、設計、制作まで担当しました。今回、車いすユーザーのアクセシビリティ向上のために端末2台を改修。既存のデザインを生かしながら車いすユーザーの声を取り入れ、モニターを斜めに設置し、タンジブルデバイスを手元でも操作しやすい配置に工夫しました。また、足回りをカバーで覆い、安全にも配慮しています。ぜひGeo-Scopeの体験を通じ、地球の仕組みや生命の進化、環境の変化について、新たな発見につなげてみてください。

Geo-Scope改修協業:
設計:AuthaGraph株式会社、石田花恋、山下麗
施行:株式会社GKテック
協力:共用品ネット、WHILL株式会社、車椅子三銃士Herz
写真提供:日本科学未来館


「デザインに対して問いを立てる」日本デザイン学会・小林昭世会長
 GKダイナミックス主催 GK Base Salon 開催

親交のある方々との創発を築く、GKダイナミックス主催「GK Base Salon」が開催され、今回のゲストには、日本デザイン学会・小林昭世会長(現武蔵野美術大学教授)にご登場いただきました。同大学の非常勤講師を務めるGKダイナミックス・井上弘介シニアディレクターが司会進行する形で、デザインを取り巻く過去~未来についてトークが展開されています。20世紀のバウハウスに始まり日本経済の低迷、パラダイムシフト、シンギュラリティなどの多様な観点から社会とデザインの関係性を考察。その中でデザイナーが常に前進し続けるための「問いを立てる」姿勢を紹介しています。さらに後編では、教育現場の視点から感じられる美大の学生像などについても語っていただきました。

Information

WDO 世界デザイン会議 東京2023プレイベント
国内企業8社などによるデザインの取り組みを出展

デザインは私たちの暮らしや産業、社会にどんな未来をもたらすのか。今年10月に開かれ、GKデザイン機構代表取締役 田中一雄が実行委員長を務める「WDO世界デザイン会議 東京2023」に先立ち、「Design Beyond - あたらしい世界のためのデザイン - 」展が6月16日より開催されます。この企画展では、会議全体のテーマ「Design Beyond」を中心に、4つのテーマ「Humanity」「Planet」「Technology」「Policy」に焦点を当て、国内協賛企業8社と国際カンファレンス登壇予定の各界12名がデザインの取り組み事例を紹介。デザインの果たす役割や可能性を多角的な視点でひもときます。GK設計も「Planet」において、珊瑚を保全するプロジェクトを出展予定です。ぜひ足をお運びください。

企画展「Design Beyond - あたらしい世界のためのデザイン -」
会期:6月16日(金)~7月30日(日)11:00~19:00
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5階)
入場料:無料
主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:公益財団法人日本デザイン振興会/世界デザイン会議 東京2023実行委員会

企画展「Design Beyond - あたらしい世界のためのデザイン - 」(PDF)
世界デザイン会議東京2023公式Webサイト

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