「アトツギ甲子園」で最優秀賞を受賞した「グリーンエルム」の西野文貴さんが20日、大分県に受賞を報告し、日本一に輝いた植林事業をプレゼンしました。

日出町の「グリーンエルム」は苗木の生産や販売などを手掛け、森づくりをはじめとした環境事業にも取り組んでいます。

会社の後継者、西野文貴さんは事業承継のプランを競う「アトツギ甲子園」に出場。放置した森林を伐採し、災害に強い広葉樹に植え替えるアイデアで最優秀賞の中小企業庁長官賞を受賞しました。

20日は県庁で受賞報告会が開かれ、西野さんが最優秀賞に輝いた事業プランをプレゼンし、大分モデルを全国に発信していく考えを示しました。

(グリーンエルム植生景観管理事業部・西野文貴さん)「これから20種類以上の広葉樹を植えることで、地域の防災に役立ってさらに生き物たちが喜ぶような森づくりができれば」

西野さんは事業化の取り組みとして今年秋にも大分県国東市で子どもが参加する植樹イベントを開催する方針です。