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OCC News Vol.16(2022.12.9)

2022/12/09 (Fri) 11:00
メールマガジン〔OCC News〕 2022.12.9発行 Vol.16
「OCC 分析センター:ガラスビード法による蛍光X線分析 
 ―検量線による定量分析とFPによる簡易分析の比較― 」

関 係 各 位

 平素より格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。

 今回は、耐火物の化学分析の主力をなす蛍光X線分析について、それに適用される検量線による定量分析とファンダメンタルパラメーター(FP)による簡易分析の比較結果をご紹介します。
 耐火物の蛍光X線分析は基本的にはJIS R 2216に準拠して行われます。JISは、粉体試料を融剤を用いてガラスビードにすること、得られた蛍光X線強度を標準物質を用いた検量線に当てはめて各成分の定量値を求めることが主な内容になっています。一方、FP簡易分析は、検量線を用いない簡易分析と位置付けられ、実際の分析現場では使用される場合が多々あります。しかし、JISに規定されてはいないFP簡易分析の使用はあまり推奨できません。
FP簡易分析を使用する主な理由として、以下が考えられます。
1)未知試料がどの材質に属するのか(どの材質の検量線を使用したらよいのか)わからないので、
  とりあえず、FP簡易分析を適用する場合があります。その後、検量   
  線法を使用するのなら、良いのですが、実際は、FP簡易分析の結果をもって分析値としてい
  るようです。耐火物原料、耐火物製品の受入れ規格に分析値を使用する
  場合は、FP簡易分析の使用は避けなければなりません。
2)分析値が検量線の定量範囲を外れる場合は、FP簡易分析を使用せざるを得ません。スラグ
  などが浸透した使用後の耐火物、研究で作製ないし実験に供試した試料な
  どに検量線が使用できない(定量範囲を外れる以外に検量線のない成分がある)場合があります。
3)分析費用を安く済ませたい、あるいは、分析結果を急ぐ場合にFP簡易分析を使用する場合があります。
  納期の短縮は、基本的には、検量線法とそれほど変わることはなく、もっぱら費用が問題になるようで
  す。

 以上のように、FP簡易分析を使用せざるを得ない場合はともかく、検量線を使用できる場合でもFP簡易分析を使用している状況があります。そこで、実際の試料を用いて(供試するガラスビードは全く同じにして)両者を比較してみました。

検量線による定量分析とは何か、FPによる簡易分析とは何かをもっと詳しく知りたい、また、両者による分析の比較結果を知りたい方は詳細版をご覧ください。

▼蛍光X線分析の検量線定量分析とFP簡易分析法の比較事例▼
詳細をお知りになりたい方は、以下をクリックしてください。
http://occ.optic.or.jp/magazine/magazine_detail/index/16.html
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◎学会出席情報
学会名:「第10回 鉄鋼用耐火物研究会講演会」
日時:2022年12月6,7日
主催:耐火物技術協会
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◎測定・分析、施設・機器利用、依頼研究のご相談、お見積などのご要望がありましたら、
以下のリンクからお問い合わせください。
https://occ.optic.or.jp/contact/contact_register.html
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◎賛助会員への入会にご興味のある方
▼賛助会員のメリット、入会方法の情報は、以下のリンクをクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contents/display/foundation/member.html

以上、OCCからのお知らせでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
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このメールは、弊社とお名刺を交換していただいた方、セミナー、講習で
アンケートにお答えいただいた方、以前に測定・分析、受託研究などを
ご依頼された方、弊社ホームページに問合せを頂いた方にお送りしています。

今後配信を希望されない方は、下記URLをクリックして下さい。
配信停止させて頂きます。
https://v.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=ocrf140618&task=cancel
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発行 一般財団法人 岡山セラミックス技術振興財団
〒705-0021 岡山県備前市西片上1406-18
  連絡先:電話0869-64-0505 メールはホームページの問合せから
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