OCC News Vol.48(2025.10.3)
2025/10/03 (Fri) 11:00
メールマガジン〔OCC News〕 2025.10.3発行 Vol.48
「真密度測定」の紹介
平素より格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
今回は、主に粉体の密度を測定する真密度測定を紹介します。
粉体の密度の測定法には、液相置換法と気体置換法があります。液相置換法の方が一般的ですが、液相置換法は気泡を完全に除去することが必要であり、また、液体に溶解する試料については測定が出来ません。
今回紹介する気体置換法は、主に粉体の真密度の評価手法としてJIS Z 8807に「固体の密度及び比重の測定方法」の1手法として規定されています。
密度は単位体積当りの質量であり、「試料粉体の質量」÷「試料粉体の体積」で得られますが、今回ご紹介する気体置換法は、装置内に気体を送入して試料粉体の体積を計測し、あらかじめ求めてある試料粉体の質量を入力することで、計測した試料粉体の体積と入力した粉体質量から、粉体の密度を求めます。
この手法の特徴は次の3つが挙げられます。(1)粉体の体積、密度が測定可能。(2)試料を液体に浸さず測定ができ、液体に触れると溶解や膨潤する試料の測定が可能。(3)基準物質を使用し校正を随時実施するので信頼性が高い。
このように、広範囲の粉体試料に対応でき、安定性の高い測定手法となっています。
測定装置としては、真密度測定が本来の目的ですが、閉気孔が無い状態まで粉砕した試料であれば真密度となりますが、閉気孔が存在する状態では見掛密度となります。
かさ密度、見掛密度、真密度などの定義もわかりにくいため、詳細版で若干説明していますので、ご興味のある方は下記URLから詳細をご覧ください。
(武内修治、石野竜也)
▼真密度測定(気体置換法)の紹介▼
詳細をお知りになりたい方は、以下をクリックしてください
https://occ.optic.or.jp/magazine/magazine_detail/index/44.html
◎測定・分析、施設・機器利用、依頼研究のご相談、お見積などのご要望がありましたら、
以下のリンクからお問い合わせください。
▼測定・分析、施設・機器利用、依頼研究のお問い合わせは以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contact/contact_register.html
◎賛助会員への入会にご興味のある方
▼賛助会員のメリット、入会方法の情報は、以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contents/display/foundation/member.html
以上、OCCからのお知らせでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
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このメールは、弊社とお名刺を交換していただいた方、セミナー、講習で
アンケートにお答えいただいた方、以前に測定・分析、受託研究などを
ご依頼された方、弊社ホームページに問合せを頂いた方にお送りしています。
今後配信を希望されない方は、こちらを クリックしてください。
配信停止させて頂きます。
https://v.bmb.jp/bm/p/f/tf.php?id=ocrf140618&task=cancel
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発行 一般財団法人 岡山セラミックス技術振興財団
〒705-0021 岡山県備前市西片上1406-18
連絡先:電話0869-64-0505 メールは以下をクリック▼
https://occ.optic.or.jp/contact/contact_register.html
当財団は、適確な情報を素早くお知らせするため、メールマガジンをはじめました。
今後も定期発行していきますので、よろしくお願いします。
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「真密度測定」の紹介
平素より格別のお引き立てを賜り、心より御礼申し上げます。
今回は、主に粉体の密度を測定する真密度測定を紹介します。
粉体の密度の測定法には、液相置換法と気体置換法があります。液相置換法の方が一般的ですが、液相置換法は気泡を完全に除去することが必要であり、また、液体に溶解する試料については測定が出来ません。
今回紹介する気体置換法は、主に粉体の真密度の評価手法としてJIS Z 8807に「固体の密度及び比重の測定方法」の1手法として規定されています。
密度は単位体積当りの質量であり、「試料粉体の質量」÷「試料粉体の体積」で得られますが、今回ご紹介する気体置換法は、装置内に気体を送入して試料粉体の体積を計測し、あらかじめ求めてある試料粉体の質量を入力することで、計測した試料粉体の体積と入力した粉体質量から、粉体の密度を求めます。
この手法の特徴は次の3つが挙げられます。(1)粉体の体積、密度が測定可能。(2)試料を液体に浸さず測定ができ、液体に触れると溶解や膨潤する試料の測定が可能。(3)基準物質を使用し校正を随時実施するので信頼性が高い。
このように、広範囲の粉体試料に対応でき、安定性の高い測定手法となっています。
測定装置としては、真密度測定が本来の目的ですが、閉気孔が無い状態まで粉砕した試料であれば真密度となりますが、閉気孔が存在する状態では見掛密度となります。
かさ密度、見掛密度、真密度などの定義もわかりにくいため、詳細版で若干説明していますので、ご興味のある方は下記URLから詳細をご覧ください。
(武内修治、石野竜也)
▼真密度測定(気体置換法)の紹介▼
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以上、OCCからのお知らせでした。
今後ともよろしくお願いいたします。
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アンケートにお答えいただいた方、以前に測定・分析、受託研究などを
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